2007年11月17日土曜日

レストランのマナー

日本とアメリカはなにが違うというテーマを続けて、今度はレストランについて書きます。アメリカと日本のレストランではいろいろ違うところがあります。ウエイターもしくはウエイトレスの呼び方、食料の分量などについて話したいと思います。

アメリカではレストランに行った時、席に着いたら、注文をした後でもウエイターかウエイトレスがしばしばテーブルに来て何かほしいものがあるのかをチェックします。つまり、別に直接呼ぶ必要はありません。もし来るのを待たずに、すぐに来てもらいたかったら、「ちょっと来てください」という視線を交わすことで、つまり声をかけずにアイコンタクトだけでいいです。

日本はちょっと違います。ウエイターかウエイトレスは何か欲しいものあるかなどとチェックしにあまり来ないので、来てもらうのに「すみません」と声を上げて呼ばなければなりません。日本ではそれは普通ですが、アメリカではあまりしません。するとちょっと失礼になるかもしれません。

もう一つの違いは、アメリカのウエイターかウエイトレスは担当しているテーブルにいってまず気軽に自己紹介をします。そして客さんにファーストネームで呼ばれます。日本ではそういうことはありません。そもそも日本では人をファーストネームで呼ぶのが失礼なこととなっています。

次は食料の分量のことです。簡潔に言えば、アメリカのミディアム(M)サイズは日本のエクストララージ(XL)サイズに当たります。アメリカでは質より量で、分量が大きければ大きいほどいいと思うようになっているそうです。

私は、そういう違いが面白いと思います。どちらの方がいいかというと、どちらもいいと思います。大切なのはアメリカではアメリカ人のように、日本では日本人のようにふるまうことだと思います。

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